2018ベスト | taizooo
ちょっとずつ書く
Best について
聴いた順に並べる。
2014年からずっとファンクを漁っている
> ずっと "castles in the sand” 聴いている。スティービー成長して声変わりだったりモータウンがどう売り出して良いのか迷ってたりで低迷していた時期の作品らしいんだけど、その声変わりの声もハーモニカもとても良い。ストリーミング じゃなかったらたぶん聴かない。それは世間の評判がイマイチだから。よほど好きじゃないとわざわざ買わない。全部聴くというスタイルが出来るようになったからこういう発見がある。こういうのはストリーミングのもっと日の当たるべき部分だと思う。 http://taizooo.tumblr.com/post/167935742230
あまりこのアルバムについては言及が残っていないんだけど、2018年末から振り返ってみると、ここへ繋いだことがあとあと大きな変化を生んだ、と言える
今にして思えば、この
ジャズ、
ブラジル、
アフリカという流れの中で耳(とその間の脳みそ)が鍛えられたような気がする
そしてまた少し21世紀に引き戻されたり(でも、けっして元の場所ではない)
2018年に発売されたものでいうと
Sam Gendel と
Jacob Collier のヤツだけ。ベストとは言ったものの、これらが一番良かったというよりは、これらがキッカケになって新しい流れに乗ることになった、という感じ。なんとクラシカル・ミュージックを掘り始めている。なにがキッカケになるかわからない。2014年からずっとファンクを掘ってきた。それはストリーミング・ミュージックの歴史でもある。そして今、同じスタイルでクラシカル・ミュージックへの旅が始まった。
ベストという言葉をどう捉えているのかという話でもある。ひょっとしたら、自分はちょっと違うのかもしれない。ねじれている。
2014年、その最初にこの ストリーミング / サブスクリプション に感じたことは2018年のいまでもほとんど変わっていない。 FUNKstudy と呼んでいるこの活動は2007年に始まった reblog 世紀と密接に関係していて、それは自分にとって、インターネットが実世界に滲み出して来た現象でもある。あのとき感じていたインターネットは、終わっている一方で、始まってもいるのだ。
なにもかも、毎回毎回、片っ端から始まって、始まった途端、片っ端から終わっているのだ。
> ぜんぜん別の場所にあるものが、重なって見える。いま起こっていることが、いつか体験したことのように感じられる。速すぎてよく見えないけど、出会った瞬間に別れている。それを繰り返している。からだの輪郭が高速に振動して、中と外が入れ替わっている。なんども死んでは、生まれ変わっている。それはそれとして、わたしたちはきょうも暮らしていかないとならないから、便宜上こんなことをセブンイレブンと呼んでやりすごしているわけなのだが。 https://poem.shikakun.com/benri/
ぜんぜん別の場所で鳴っている音が、重なって聴こえる。いま響いている音が、いつか聴いた音のように感じられる。速すぎてよく聴こえないけど、鳴り響いた瞬間に鳴り止んでいる。それを繰り返している。二つの耳の鼓膜が高速に振動して、過去と未来が入れ替わっている。それはそれとして、わたしたちはきょうも暮らしていかないとならないから、便宜上こんなことを
Best of 2018 と呼んでやりすごしているわけなのだが。